酸度の矯正

日本では雨が多いため、一般的に酸性土壌が多く、施肥も酸性肥料を多く使用するので pHの低い酸性に傾いた土壌が多くなります。

多くの花苗は弱酸性でよく育つので、これらの酸性土のpHを矯正するには 炭酸石灰や苦度石灰を混入して中和します。

また、鉢用土のようにpHを下げて、より酸性に保ちたいときは、弱酸性のピートモスを混入したり、アジサイの場合は硫酸アルミニウムをやって 酸性を保ったりします。

身近なところでは、のりやおかきなど、缶やビン入りの食品に、乾燥剤として入っている石灰を 使用後に中和剤として土に混ぜて使うこともできます。