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土壌の粒子は電気的にマイナスなので、プラスの電気をもつ陽イオンを吸着する力があります。
カルシウムイオン、マグネシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウムイオン、 アンモニウムイオン、水素イオンなどの陽イオンは土に吸収され、 土の中に溶けているほかの陽イオンと交換される性質があります。
このようにアンモニウムイオンやカリウムイオンが土の粒子に吸着されるのは 肥料分の保持とみなされ、このような交換性イオンを吸着できる容量を 塩基置換容量といい、乾いた土100gあたりに何mg入っているかで表されます。
この塩基置換容量の大きい土壌ほど交換性イオンを多く吸収できるので 保肥力があることになります。
塩基置換容量は粘土分が多いほど高くなり、無機物より有機物のほうが高いです。
このため、庭土に堆肥や腐葉土をすきこむのは 単に土をやわらかくするといった物理性の改良だけでなく、保肥力増加にも役立つといえます。
また鉢植えなど少量の用土で栽培する場合、塩基置換性の効果は大きく、 多くの鉢物用土で腐葉土やピートモスを混ぜるのも全く同じ目的からです。
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