No.1「科」2005.09.00

◆◆ はじめまして

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このメルマガでは、園芸植物を栽培するうえで

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気軽にお付き合いくださいませ~。

◆◆ 気にしてます科?

お店で植物を買ったとき、その植物の名前や科って見てますか?

「これ、どうやって育てたらええんやろ?」
「この本に載ってへんやん~!」

そんなとき、こんな考え方があります。

園芸植物は、非常おおぉにたくさんの種類があります。
そして、色々な分類法により分けられています。

自然分類(植物分類学による分類)では、植物は、

・門(もん)

・綱(こう)

・目(もく)

・科(か)

・属(ぞく)

・種(しゅ)

・品種(ひんしゅ)

という7階級のグループに分類されます。

たとえば、ベルサイユという品種名のコスモスの場合、

・種子植物門

・双子葉植物綱

・キキョウ目

・キク科

・コスモス属

・ビピンナタス種

・ベルサイユ

というふうになります。

サトイモ科 や ヒガンバナ科 など科が同じ植物は
だいたい同じような育て方ができると考えてよいでしょう。

一方、同じ キク科 でも
アスター属 の クジャクソウ と
ガーベラ属 の ガーベラ では、生育環境や花の付き方がかなり違います。

こういうものは属まで見てみれば育て方が似てきます。

同じ スミレ科スミレ属 の パンジー と ビオラ のように
属が一緒だと、育て方はほぼ同じと考えてよいと思います。

はりきって書いてみた第1回目の今回は、
科 や 属 という考え方をちょっと気にしてもらったら、
本や雑誌に、たとえその植物名で育て方が載っていなくても、
同じ科、同じ属のページを見ると
だいたいわかりますよーってお話でした。

お役に立つ情報でしたでしょうか?

植物の育て方や増やし方などは、
もちろん、お店の方に聞いてみてもいいですよね。
きっと詳しく親切に教えてもらえると思います。

この 自然分類 のほかにも 園芸的分類 があります。
興味がある方はのぞいてくださいね。

http://shokubutu.com/blog/

◆◆ 編集後記

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
どっきどきの第1号でしたが、いかがでしたか?

分かりやすいように例を挙げてみましたが、
かえって分かりづらかったでしょうか?

今後も園芸植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞ末永くよろしくお願いします。