No.63「挿し木(枝)」2007.11.28

◆◆ 冬支度

おはようございます。

日に日に寒さが増してきましたね。
米を洗う時に手がかじかんできたので、冬を感じつつあります。

そろそろ植物も冬の管理、冬支度が必要です。

とりあえず潅水は控えめを心がけましょう。
やるなら気温の高い、午前中にやりましょう。

先週、京都御所の中を通ったんですが、
まだどの木にも こも は巻かれてませんでした。

兼六園では名物の雪つりもとっくに済んでいるようです。

◆◆ 挿し木(枝)

まずこちらの画像を見てください。

http://shokubutu.com/zu/sasie.html

これは、5月の下旬ごろに挿し木をしたカポックです。

・・・と、胸を張って説明したいんですが、
実はそんな丁寧なものではありません。 f^^

当メルマガ No.52挿し木2 の編集後記で書いた、
無残に折られたカポックの枝です。

しかも折られてから丸1日、ぽいっとその辺に放っとかれていた枝です。

気温も高く、空気も乾燥してくる季節でした。

けっこう萎れていたので、
2日間くらい水を張ったバケツに入れていました。

皆、吸水して元気になったので、まとめて土にぶっさしておきました。

かなり無造作に。 ^^

挿し木は通常、木化していない若い枝を使います。

この折られた部分は1~2年は経っていて、かなり木化していました。

枯れるかな~・・・と思っていたのですが、大丈夫でした。

きっと梅雨時の湿気と多雨が味方したんでしょう。

しばらくは枯れるでもなく、伸びるでもなし、といった感じでした。

1ヶ月くらい経ったら、頂芽が生育し始めました。

挿し木成功です。 v(^-^)v

これくらい経っていると鉢上げしてもいいのですが、
より確実に枯れないように、根が成長するのを待っていました。

そしてヒマワリやオクラなど、
季節の終わった植物を整理するのと同時に抜いてみました。

おお~、根ぇよう張ってるわ~!デジカメ、デジカメっと・・・。

すぐに植木鉢に根を包むように土を入れ、
たっぷりの水をやりました。

無事に鉢上げできたので、冬に備えて移動もできます。

挿し木って簡単でしょ?

温かくなったら、増やしたい植物でやってみてくださいね。

ちゃんと根付いたら、メルマガで紹介しようと思っていました。

ほっ・・・。

◆◆ お知らせ

一般に、一年草は気温が低い冬を越すことができません。

そろそろ枯死してくる頃です。

うちのアサガオも終わっちゃいました。

枯れた植物や植木鉢の整理など、
寒い中、外での作業が必要な時期になってきました。

(略)

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

前回お知らせしたメールマガジンのバックナンバーサイトですが、
過去のネタを振り返るときに便利なんです。

「 52 」で検索していただくと今回の関連記事が出てきます。

来年こそ 取り木 をするぞ!

決意を新たにしています。

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。