No.98「発芽率」2012.02.27

こんばんは。

日差しの中に、ちょっとずつ春が含まれてるのを感じる季節ですね。

少し温かかったり、また寒かったり、体調管理には気をつけたいものです。

あいかわらず、ゆっくりペースのメルマガです。

今回もお付き合いいただけると嬉しいです。

◆◆ 発芽率

園芸店などで種を買うとき、袋の説明を見てみてください。

必ず生産地、有効期限、発芽適温、発芽率 栽培時期などの表記があります。

今回はその発芽率について説明します。

って言っても、そのまんま読んで字の如し「発芽する率」ってことですが。

例えば  100粒播いて80粒発芽すると発芽率は80%  という値です。

市販の種の発芽率はだいたい70~85%以上あると思います。

好条件下で実際に播種してみると、だいたい90~100%発芽します。

「09年5月時点で発芽率が80%以上ある」というホウレンソウの種を使って、
発芽率を調べてみたのでご紹介します。

まず、経緯です。

2009年秋→地面にパラパラ直播し、発芽するもダンゴムシに食害され終了。

2010年秋→育苗後に定植し4ヶ月ほどで収穫。発芽率、特に気にならず。

2011年夏→種まだあったなー、そろそろ植えよかなー、まだ芽ぇ出るんやろか?

そや!発芽率測ってみよっと!

こんな感じで調べてみることにしました。

今回のやり方を説明します。

・庭の土をふるいにかけ、1週間くらい日光に当て乾燥させる。

・容器2つに土を入れて湿らせ、各々50粒ずつ、合計100粒を播種。

・土が乾かないように管理し、2週間後に発芽した芽を数える。

以上です。

簡単でしょう? ^^

画像はこちら。

http://shokubutu.com/zu/hatugaritu.html

2週間経過した時点で33個の芽が確認できました。

よって発芽率は33%という結果になりました。

効率悪っ!って数値ですね。

1年、2年と経つうちに種の発芽率はどんどん下がっていってしまいます。

発芽率を保ったまま長年保存するのは難しいです。

種は新しく購入したものを使いましょう。

◆◆ お知らせ

Googleがプライバシーポリシーを統合することはご存知でしょうか。

アメリカだけでなく、今世界中で大問題になっています。

NHKのニュースでも取りあげられていました。

私のところにも1月末日にメールが来ていました。

全部英語で。

読めへんっちゅうねん。 f^^

少し待っていたら、ネットでたくさんの記事がヒットするようになりました。

この辺の記事がとても参考になります。

(略)

要するに、グーグルに、あなたという人間が丸裸にされるということです。

自分の個人情報について無関心ではいられませんよね。

アカウントを持っている人はもちろんですが、
グーグルのサービスを使ったことがない人も、
パソコンや携帯、スマートフォンを使っているなら一読をおススメします。

新しいプライバシーポリシーは3月1日から有効になります。

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

私の場合は大して個人情報は入れてませんでした。

でも、
名前や通話履歴やクレジット番号や位置情報などの個人を特定できる情報と、
検索したキーワードやWEB履歴など今まで収集されてきた情報と、
Google+やGmailなどで個人が発信してきた内容とを、
紐付けされるということには抵抗があります。

あまり神経質にならなくてもいいことかも知れませんが、
今は使っていないサービスのアカウントを削除したり、
公開したくない情報をオプトアウトしたり、
今のうちに必要な対策を講じておいた方がいいかも知れません。

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。