No.77「タケノコ」2008.04.18
◆◆ まさに旬
こんばんは。
昨日、今日は結構な大雨でしたね。
これからおおきくなっていく植物たちには恵みの雨だったでしょう。
この季節、雨があがった後は、たけのこがいっぱい出てきますよ。
「雨後のたけのこ」って言葉があるくらいですからね。
「竹」の「旬」とかいて「筍(たけのこ)」。
うちでも早速、わかたけ煮とお吸物とタケノコご飯にしていただきました。
缶詰とか真空パックされたものを年中食べられますが、
是非、この時期の旬の味を、楽しんでくださいね。
◆◆ タケノコ
タケノコは「竹の子」と書いたりもします。
字の通り、タケノコが生長してタケになります。
タケは イネ科の多年生植物です。
麦や米と同じイネ科に属しています。
増え方や花から、
タケ科 または タケ亜科 とする説を唱える学者もいます。
親戚の小学生の子に、塾の宿題のことで聞かれたことがありました。
いわゆる理科の科目で、
「それぞれの科に属する植物名を挙げなさい」というものでした。
アブラナ科 とか キク科 とかいろいろありました。
イネ科もあって、タケも書いておくといいよーと言っていました。
帰ってくると、大きく × をもらっていました。
なんでやねん。
小動物のマークの塾、ええかげんな事をしてもろては困ります!
植物のことに関しては譲れないっ。
納得がいかず、一人で熱くなっていた出来事でした。
タケは地下茎を伸ばして広がっていきます。
竹やぶの地下では、縦横無尽にこの地下茎が走っています。
地震が来たら竹やぶに逃げろ とよく言われるのはこのためです。
からまりまくった地下茎のおかげで地すべりなどが起きにくいのです。
この地下茎から芽が出て、生長し、立派なタケになります。
地下茎はどこに伸びているのか、タケノコが出て初めてわかります。
種類にも因りますが、
だいたい3年前に伸びてきた地下茎にタケノコが生えてきます。
竹やぶの近くに家がある人にとっては、タケはやっかいな植物です。
いつ自分の敷地内にタケが生えるかわからないからです。
タケノコを見つけたら、必ず除去しないとうちが竹やぶになっていまします。
毎日見回っていても、翌朝、庭に突然タケノコが生えていたりします。
今の季節は注意が必要です。
どうせなら食べられるうちに採りたいですけどね。
お隣さん家のタケでも、
自分の敷地内に生えてきたタケノコは自分のものになります。
タケに限らず、どんな植物でもそうです。
自分の庭に生えてきたら、所有権は自分になります。
もし庭にタケノコが生えてきたら、掘って採ってくださいね。
ちなみに、柿の木など、
幹や根っこはお隣で、空中で実が自分の敷地内にはいっている場合は、
勝手に取ってはいけません。
法律上ではお隣さんに所有権があることになっています。
ガーデニングのメルマガなのに、タケの栽培方法については書けませんでした。
竹やぶの手入れってことになりますから、一般のお庭ではできません。
すみません。f^^
シュロチクなどについては、また改めて書かせていただきますね。
◆◆ お知らせ
(略)
◆◆ 編集後記
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
タケノコといえば・・・・、私は「たけのこ党」です。
何年か前、明治のお菓子「きのこの山」と「たけのこの里」で
どちらを支持するかという選挙がありました。
投票とかしませんでしたけど。^^
食べやすくて、美味しいお菓子ですよね。
30年も売れ続けてるなんてすごいなーと思います。
これからも残っていてほしです。
あなたの「タケノコといえば・・・・」は、何でしょう?
今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。