No.23「倒伏」2006.11.07

◆◆ 木枯らし1号

こんばんわ。

ぃやあ、寒い1日でしたね~。

寒いと思ったら、今日は立冬です。

冬の気配が現れてくる日です。

今日から 冬 です。

さすが二十四節気!

ちゃ~んと当てはまってるなあと感心します。

朝、ごお~~っ ていう風の音で目が覚めました。

立冬にふさわしく、木枯らし1号のお出ましです。

木枯らしが吹いても、木は枯れないんですけどね。 ^^

◆◆ 倒伏

こんな強風だと、植物が倒れてしまいます。

どっしりしている背の高い植木鉢や、
植物体の割りに小さい鉢に植わってるものは軒並み転がっています。

うちではカポックが倒れていました。

こういうときは鉢の置き方を変えてみてください。

おしくらまんじゅう状態にします。

中心に背の高いものを置き、
その周りに小さい鉢を、中心をぐるっと囲むように置きます。

でかい鉢が身動きできないように、
鉢と鉢をなるべくくっつけるように置くといいです。

鉢の数が少ない場合は、
寄せて、ひもでくくっておくのも効果的です。

小さい鉢は、大きい鉢の土の表面に置いておくのもいいでしょう。

こういう置き方は、寒さよけ、植物の凍結防止にもなりますので、
冬バージョンの鉢の配置として、考えてみてくださいね。

地植えでも、植えてからあまり年月が経っていないものや、
根の張りが悪いものも倒れやすいです。

こういうときは支えになる木を添えてやります。

地面に添え木を打ち込み、植物と添え木をくくっておきます。

添え木 と 地面 と 植物 がちょうど直角三角形みたくなるように。

添え木は、1本より2本、2本より3本の方が安定します。

でも、まあ2mくらいまでの木なら1本でいいと思います。

枝が折れたり、根が傷付いてしまったりしないように、
倒れそうな木には手をかけてあげてくださいね。

◆◆ こも

こも って見たことありますか?

ゴザ状にわらを編んだものを木の幹に巻きつけておくものです。

冬の間、害虫は木の表皮の下にもぐって冬を越します。

それだと木が弱ってしまうので、
虫に、この こも に入って越冬してもらいます。

そして春先になったら外して こも ごと燃やしてしまいます。

子供の頃、ずっと 腹巻きだと思っていました。

そっか~、木ぃも冬は寒いんやな~って・・・。^^

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日は掘りごたつの掃除をし、こたつカバーを干しました。

ちょっと早い気もするが、電源おんっ!!

・・・・・ああ、ぬくい~。幸せ~。  って足が言うてました。

さっき、どなどな散歩から帰ってきましたが、
もう手袋がほしいなって思いました。

外は、結構冷えてます。

明日の京都の気温は5℃まで下がるらしいです。

近所のイチョウはまだ緑色ですが、やっと黄色くなってくるかも。

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。