No.26「シクラメン」2006.11.17

◆◆ 寒くなってきました

こんばんわ。

きゅっと寒くなってきましたね。

冬を耐え抜くことができない一年草の植物たちは、
そろそろ枯れてきたんではないでしょうか?

うちのアサガオもかなり弱ってきました。

11月に入っても咲いてましたけど、さすがにもう終わりのようです。

みなさんは冬物の準備はできてますか?

では、今日もいってみましょー。

◆◆ シクラメン

冬は、どうしても花が少ない季節です。

そんな中、彩を添えてくれるのが シクラメン です。

今日はシクラメンについて書きますね。

「かがり火花」とか「ぶたのまんじゅう」なんていう別名を持っています。

お店に行ったら、どんなシクラメンを選んでますか?

こんなことに気をつけながら選んでみてくださいね。

まず、色。

真綿色してなくても、大きくても小さくても、
これはお好みでどうぞ。

花びらをよく観てくださいね。

カビ病やダニが付いてないか、チェックしましょう。

葉の多いものを選びましょう。

やはり日光をたくさんあびて、光合成をいっぱいしたほうがいいです。

元気に茂ってるものがいいでしょう。

蕾がたくさん付いているものを選びましょう。

ちょっと葉をめくってみて、中心の球根部分から、
小さくてもいいので、がんがん花芽が出ているようなものがいいでしょう。

鉢部分も見てくださいね。

二重になっていて、一部側面に穴が開いていて、
二重底の部分に、ぴろっとスポンジなどが出ているものがいいです。

これは、底面給水鉢 といいます。

側面の穴から二重底の部分に水をやります。

中に垂れているスポンジから水が上がり、土が湿って植物の根が吸います。

灌水時に球根や葉にかからないようにするためのものです。

もし、売り場の近くにおいてあれば、

シクラメン用の液肥 なんてものも一緒に買っておくと便利です。

◆◆ 管理

部屋の中での管理になります。

日光が大好きです。
暖房の風があたらない、よく日があたる場所がよいでしょう。

花を咲かせるって作業は、実によくエネルギーを要します。
肥料不足、水不足には注意しましょう。

観葉植物などは、冬は肥料をやりません。

水もできるだけひかえめにして根腐れに注意しますが、
シクラメンは違います。

シクラメン用の液肥か、ハイポネックスなどの液肥の薄いのを
底面給水鉢の下の部分からたっぷりやりましょう。

なくなったら、3日~1週間くらい待ってから、またたっぷりやります。

底面給水になっていない鉢の場合は、
受け皿に水を張ってやってください。

上から水やりするのは避けましょう。

球根にかかるとそこから腐ってきやすくなります。

花が咲き終わったら、球根部分から引っこ抜くように取ります。

いつまでも残しておくと、カビなどの病気になりやすくなります。

黄色く変色してきた葉も、根元から抜くように取ります。

新しい葉が出やすいようにしてあげましょう。

日に当てるとき、たまに葉と葉をよじって
球根に日光が当たるようにしてみてください。

蕾がたくさん出てきやすくなります。

温かい部屋に置く場合は、どうしても乾燥しがちです。

たまに葉に霧吹きしてあげてくださいね。

◆◆ ガーデンシクラメン

この寒空の下、地植えできるシクラメンもあります。

ガーデンシクラメンとして売っています。

これらは寒さに強く、丈夫です。

水をやるときに球根にかからないように注意してくださいね。

◆◆ 今日のお知らせ

街中の紅葉がやっと本格的に始まったって感じになってきました。

京都の紅葉がもっすご見ごろになるのはあと一週間くらい先のようです。

京都きものパスポート2006っていうのがあります。
(10月1日から12月25日まで)

パスポートを持っていて、
きものを着ているだけで、いろ~んな割引があります。

宿泊料だったり、タクシー料金だったり、着崩れをなおしてもらえたり。
博物館・寺院の入場料やドリンクなどのサービスもあります。

すっごいお得だと思うんですが、この秋冬の観光にいかがですか?

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日、最後のハイビスカスが咲き終わりました。

かわいい花なんですが、さすがにこの季節には似合いません。

お疲れ様でした。

季節が来たら、元気に咲いてね。

ばばんば、ばん、ばん、ばんっ、また来年~♪

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。