No.29「山茶花」2006.12.09

◆◆ 読んでみました

こんばんは。

2日ほど前、今年最後の満月でしたね。

ごらんになりましたか?

冷たい空気が澄んでいて、とおおおおぉぉ~っても明るかったです。

薄いですが、歩くと昼間のように自分の影が付いてくるんです。

新聞と本を持ち出し、月明かりの下で読んでみました。

読めました。 ^^

読みにくかったけど、なんとか読むことができました。

月明かりってすごいわー。

◆◆ 山茶花

晩秋の花、サザンカが咲き始めました。

かわいい花ですね~。

ツバキ科の常緑樹です。

原産は日本とされているのが有力説のようです。

ほんとは「茶山花」と書いて

「ササンクワ」と読み「サザンカ」に変化したとか・・・・。

学名では「Camelia sasanqua」と書くので、その読み方から

「山茶花」より「茶山花」のほうが合ってるような気がします。

ひらがなで「さざんか」でもええんですけどね。

お茶の木と同じ ツバキ科 の植物なので、
「茶」という漢字が入っているのが納得いくところです。

さて、サザンカのような常緑樹にも紅葉があるのをご存知ですか?

原理はイチョウやカエデなんかと同じなのですが、
発色が鈍いだけなんです。

この時期の葉は、春夏の色と比べると少し濃い鈍い緑色をしています。
常緑樹なりの紅葉です。

そして、紅葉しても葉は落ちません。

落葉にならずに、そのまま次の春を待ちます。

気温が高くなると紅葉していた色素が戻り、
冬よりも鮮やかな緑色の葉になります。

温かくなって、もしこのネタを覚えていたらよく見てみてくださいね。

ちなみに、いつ落葉するのか。

それは葉の寿命が尽きたときです。

季節はそんなに決まっていません。
年中、少しずつ落ちていきます。

以前、落葉を使った堆肥をご紹介しました。

秋に一斉に落葉する広葉樹より、
常緑樹の葉を用いた堆肥のほうが質がいいみたいです。

堆肥作りに挑戦されている方がおられましたら、
サザンカの葉も堆肥の仲間に入れてあげてくださいね。

◆◆ お知らせ

(略)

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サザンカが咲くのと同時に桜や紅葉が散ってしまいました。

木はまるはげです。

ひょ~・・・。

景色もいよいよ寒そうになってきました。

なんだか寂しいです。

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。