No.44「ナルシス」2007.03.13

◆◆ 彼岸まで

こんにちは。

寒さが戻ってきましたね。

暑さ寒さも彼岸まで・・・・ってよく言います。

ほんま昔の人は偉い。

暦はよぅでけたあるなって思います。

いくら暖冬とはいえ、きっちり寒いです。

お水取りがすんでお彼岸がすめば、いよいよ春ですね。

春は花の季節!

待ち遠しいです。

◆◆ ナルシス

彼岸花(ヒガンバナ)という花があります。

秋のお彼岸の頃に咲くのでこういう名前がついています。

ヒガンバナ科という科があります。

ヒガンバナ科のなかに色々な 属 があります。

ネリネ属、アマリリス属、リコリス属など。

(科、属などについてはメルマガNo.1を見てくださいね。宣伝宣伝f^^)

ナルシサス属(スイセン属)という属があります。

ちょうど今花が咲いているスイセンの仲間です。

植物には 学名 というアルファベット記述の名前が必ずついています。

全世界で共通するよう決められた名前です。

 Narcissus ○○○○ ●●●

スイセンの仲間は皆、こんなふうに名付けられています。

このナルシサスって言葉、実はギリシャ神話からきています。

昔、ナルキッソスっていう美少年がいました。

悪いことしよって、神様に、自分しか愛せないようにされました。

ある日、水面に映った自分の姿に一目惚れしました。

そこから離れられなくなり、痩せて死んでしまいました。

ナルキッソスが死んだあと、そこにはスイセンの花が咲いていました。

こんな感じのお話です。

他の花と違って、スイセンって下よりに向いて咲きますよね。

あれは水面に映った自分を見ている姿なんですね。

学名が神話からきてるって面白いですよね。

・・・・・・そう思うのは私だけ?

ナルシスト とか ナルシシズム とかの語源にもなっています。

私の友人にもナルシストって居ます。

ほんまに「自分が大好き!」なんです。

昔は「こいつ大丈夫か?」って思っていました。

でも、最近はこれもひとつの才能やなあって思うようになりました。

見習う部分がいっぱいです。

◆◆ お知らせ

(略)

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ラッパスイセンが咲いています。

いろいろ品種がありますが、全部黄色で大ぶりのんが好きです。

来年もこの黄色い美少年に会えますように・・・ぶちっ(根元から切った音)

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。