No.43「葉挿し(多肉植物)」
◆◆ 寒?温?
こんばんは。
20℃あったかと思うとみぞれが降ったり、どないなってんの?
って感じのここ数日の天候です。
でも、これが早春の、春になりかけの時期の天気なんですよね。
お体大丈夫ですか?
インフルエンザにかかってませんか?
暑かったり、寒かったり、風邪をひきやすいですので注意してくださいね。
◆◆ 啓蟄
3月6日は二十四節気のひとつ 啓蟄(けいちつ)でした。
だんだん気温が高くなってきて、どっかで越冬していた虫さんたちが
「そろそろ起きるかなー」って這い出してくる頃です。
この頃に、こも焼きをします。
以前(いつだったかな・・・)このメルマガでご紹介した こも を
木から剥ぎ取って害虫ごともやしてしまう昔ながらの行事です。
この冬は特に暖かかったので、
べつに啓蟄を待たなくても、既に虫は活発に動いてるかもしれませんね。
でも、ここへきてこの天気。
啓蟄の翌日に雪が降るなんて!
「どやさー」
せっかく出てきた虫たちも凍えてることでしょう。
◆◆ 葉挿し
ずっと温かい日が続いていました。
冬の間は控えていた 金のなる木(多肉植物)にもやっと水をやりました。
すると、みぞれが降りました。
あ~れ~・・・
寒さで葉がおちてしまいました。
こういう状態のとき、根が結構疲れています。
根ぐされしてしまいます。
絶対に水をやらないでくださいね。
シャコバサボテンなどでも同様です。
この冬は暖かかったので、あまり落ちなくてよかったと思っていたのに。
さておちた葉ですが、
これ、捨てないでください。
元気な葉であれば、ここから再生します。
落ちた葉は、春になるまで部屋の中にでもおいといてください。
私は箪笥の上とか、すこしでも温度が高いところにおいてました。
水分が抜けてしぼんで枯れてしまうものもあります。
でも、元気な葉はそのまま冬を越します。
何週間、何ヶ月かすると、芽?または根?と思うような小さな小さな ちょぼ
ができてきます。
そうなっていれば、再生可能な印です。
葉を土にそっと挿してください。
葉の1/4くらいが土の中に入っているような感じです。
管理の状態にもよりますが、うまくいけば新たな金のなる木の誕生です。
こんなんになります。
↓
http://shokubutu.com/zu/hazasi.html
「冬に掘り起こすとは何事か!」って怒られてしまいそうです。^^
温かい季節なら直接葉をとって数日で葉挿しすることができます。
もとの植物体にくっついていた面が乾いていることが肝心です。
ちゃんと乾いていないと、そこからばい菌が入ったり、腐ってきたりします。
こうやって葉で増やしてくやり方を 葉挿し といいます。
今回は多肉植物の場合についてご紹介しました。
ベゴニアやペペロミアなどでも葉挿しできますので、またご紹介しますね。
◆◆ 編集後記
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
桜の開花予想が出ましたね。
暖冬のせいで、どこも今年は早いようです。
きれいに咲いたらデジカメで撮りにいかなくちゃ。
今から楽しみです。
今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。