No.51「挿し木」2007.05.16
◆◆ ごぶさた~
さわやかな五月晴れの日々が続いていますね~!
お元気でしたか?
前号から、ちょっと間があいてしまいました。
すみません。
母の日を目処に頑張っていたことがあったのですが、間に合いませんでした。
足りない所を書き出すと、結構たくさんあったりして大変です。
段取力のなさを思い知っています。
◆◆ 挿し木
乾燥が気になりますが、
気温的には挿し木や株分けなどに相応しい時期となりました。
今日は挿し木のポイントをお届けします。
植物にもよりますが、木ものの場合、この春に延びた枝先約10~15cmを使います。
去年に伸びた枝だと、木化していて脱分化しにくいためです。
でも、あんまり気にしなくてもいいですよ。
芽や根が出そうな節を含んでいることが望ましいです。
まずは親木からぷちっと切ってください。
半分くらい残して葉を落とします。
これは余分な蒸散を防ぐためです。
葉を全部落としてもいけません。
水を吸い上げる力が弱くなってしまいます。
そして、切り口を斜めにスパッと切りましょう。
または、マイナスドライバーの先のような形に切りましょう。
切り口の面積を大きくし、水分を吸収しやすくするためです。
切り口の細胞組織をつぶさないために、
園芸用のハサミより、ナイフのような刃物で切るのがいいですよ。
スパッといきましょう、スパッッと。
おっと、手を切らないように気をつけてください!
それから、もしお持ちであれば、切り口に発根促進剤をつけるといいです。
ない場合はそのままでいいです。
土は、よく鹿沼土などを使います。
保水性、通気性が程よくある事が大事です。
「挿し木用の土」なんてありがたいものもあります。
土を湿らせてから挿してくださいね。
土が乾かないように気をつけて灌水してくだい。
根にも空気が必要ですので、やりすぎどぼどぼでもいけません。
置き場所もできる範囲で工夫してくださいね。
あまりガンガン日光が当たると乾燥してしまいますので、
ちょっと日陰くらいがいいでしょう。
あとは、絶対抜いて見たりしないこと!
鶴の恩返しのように、気になるけど、ガマンです。
1ヶ月もすれば新しい葉が育ってきます。
目に見えて元気に伸びてきたら発根している証拠です。
そ~っと、根を切らないように取り出して、鉢などに移植します。
こんな感じです。
どの条件も、そんなむちゃくちゃ厳密に気を使わなくても大丈夫です。
結構てきとーでも根は付きます。^^
是非、挿し木をやってみてくださいね。
◆◆ お知らせ
(略)
◆◆ 編集後記
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
乾燥すると家が鳴ります。
ぱしっ!ぴしっっ!
もう3回目の夏を迎えようというのに、まだ梁が割れるんです。
かなりでかい音です。
慣れていてもびっくりします。
こんだけ乾燥してたら、そらお肌もカサつくっちゅうねん。
水分補給せねば~。
今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。