No.79「母の日」2008.05.10
◆◆ 母の日
こんばんは。
明日は5月の第二日曜 母の日 ですね。
お花屋さんは年中で一番忙しい時です。
カーネーションを贈り、おかあさんに感謝する・・・
っていうのが一般的ですね。
あなたは何かおかあさんにしてあげる予定はありますか?
◆◆ カーネーション
カーネーションはナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
カーネーションは年間を通して流通していて、
フラワーアレンジメントやコサージなどにも大変重宝するお花です。
普段は割りとお安いカーネーションが、この時期だけ高くなってしまいます。
最近ではアジサイなど、他のお花を贈ったりするようにもなってきました。
まあ、真っ赤なチョコレートを贈ったり、カレーを作ったり、
CMでは母の日に乗っかって色んな贈り物があるみたいですが・・・・。^^
母の日の由来を知っていますか?
いくつかあります。
・古代ローマの時代に、
神々の母リーアに感謝するための春祭りが行われていたところから始まった説。
・17世紀のイギリスで、
「復活祭(イースター)」の40日前の日曜日を「マザーズ・サンデー」として、
母親と過ごすために出稼ぎ労働者を里帰りさせていた説。
などがあります。
そして、なぜカーネーションなのか。
それは今から100年前にさかのぼります。
1908年5月10日、アメリカのウェストバージニア州に住むアンナという少女は、
フィラデルフィアの教会で母の命日に追悼式を開きました。
そこで亡き母が大好きだった白いカーネーションを
参加者一人ひとりに手渡した、というのが始まりとされています。
そして、母が健在な者は赤いカーネーションを、
母を亡くした者は白いカーネーションを胸に飾るようになり、
母の日にカーネーションを贈る習慣へと変化していったということです。
実は、本当の母の日の由来 というものがあります。
母の日というのは、
平和を願う母親たちの社会運動を記念したことが始まりだというお話です。
このアンナのお母さんは素晴らしい社会活動家でした。
アメリカで起きた南北戦争のとき、
中立を宣言して、南北双方の傷ついた兵士の看病をしたということです。
アンナのお母さん自身、戦争や病気で8人の子供を失っているのですが、
母としての愛情を、
残された自分の子供(娘2人)だけでなく全ての人々に注いだということです。
女性が社会的弱者だった当時、
こうした母親としての社会活動は大変意義のあるものであり、
社会改革に大きく貢献しています。
なんていうか、各国の代表が女性だったら、
戦争とか紛争っておこらないんじゃないかなーなんて思います。
カーネーションは、その色によって 花言葉も違ってきます。
たとえば、
赤:「真実の愛」「愛情」「情熱」「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」
白:「尊敬」「純潔の愛」
ピンク:「感謝」「上品・気品」「暖かい心」「熱愛」
黄色:「美」「嫉妬」「軽蔑」「愛情の揺らぎ」「友情」
紫:「誇り」「気品」
青(ムーンダスト):「永遠の幸福」
絞りのカーネーション:「愛の拒絶」
などです。
花言葉も説によっていろいろありますので、当てはまらないこともあります。
うーん、きれいであれば何色でもいいような感じですが、
黄色や絞りのカーネーションはやめといた方がいいのかも?^^
まあ、品種は数百種ありますので、色もほんとに色々あります。
気にしないでも大丈夫ですけどね。
◆◆ お知らせ
(略)
◆◆ 編集後記
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日はもう一個リンクを貼っちゃいます。
クリックする前に、ティッシュとゴミ箱を用意してくださいね。
(略)
不覚にも、真夜中にボロッボロになりました。f^^
今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。