No.2「根」2005.10.05

◆◆ 続・はじめまして

この度は、この『メルマガ』に
登録してくださりありがとうございます。

正式には今回が初の配信ということで、
改めてごあいさつ。

NO.1は配信されなかったんですよね。
ごめんなさい。

N0.1はこちらでご覧ください。

このメルマガでは、園芸植物を栽培するうえで

・是非知っときたい植物の基本的な情報、
・知っとくと得する情報、
・別に知らんでもええ情報

など、あなたのガーデニングライフに役に立つ情報を
わかりやすくお届けします。

気軽にお付き合いくださいませ~。

◆◆ 貯蔵器官としての 根 

いもほりの季節ですね。

今年は行きましたか? まだ早いかな?

昔行った記憶がある方も多いとおもいます。

ちょっとだけどろんこなりながら、
どんな大きいおいもさんが出てくるかワクワクして掘ったものです。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭なら、
秋のイベントとしていかがですか?

農業公園とかフルーツラインとか、
最近は体験型の農業施設はたくさん見つかりますよ。

サツマイモって、紫色の部分を食べるわけですが、
あれは 根 です。

あ、戦時中とかは茎や葉なんかも食されてたみたいですが。

葉でできた養分が茎を通り、根に貯蔵される。
どんどん溜まって根が大きく太くなる。

本当なら次の年、その太く大きくなったイモから
それまでに溜めた貯蔵養分を使って
新しい葉が出て、茎が伸びて、次の繁殖につながるわけです。

そこを我々が頂いてしまうわけです。

サツマイモさんごめんなさ~い。
そしてありがとう。

なんて気持ちで食べてみると
一段と美味しく感じるかもしれませんね。

種で増える植物に対して、イモなど地下部が大きくなって繁殖する増え方を
栄養繁殖 といいます。

栄養繁殖する器官別に分類されていいます。

サツマイモは根の部分が肥大するので 塊根(かいこん) といいます。

サツマイモの他に栄養繁殖する植物として
ジャガイモやチューリップなどがあります。

養分が溜まる器官によって呼び方が違います。

ジャガイモは茎で 塊茎(かいけい) といいます。
私たちは茎の部分を食べてるんですね。

チューリップは茎で りん茎(りんけい) といいます。
球根といいますが、正しくは茎なんですね。

他にも栄養繁殖する種類があり、それぞれ呼び名が違います。
興味のある方は見てくださいね。

http://shokubutu.com/blog/
園芸植物の分類→球根類

◆◆ 編集後記

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サツマイモは、掘ってすぐは味が水くさいです。
しばらくほったらかしにしておいて、それから食べてくださいね。
美味しくなってますから。

これは、でんぷんが糖になったからなんですが、
詳しくはまた今度・・・。

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞ末永くよろしくお願いします。