No.47「米のとぎ汁」2007.04.08

◆◆ 満開

こんにちは。

桜が満開です。

投票に行ったあと、近所の桜どころを散歩してきました。

綺麗ですね~。

ケータイで撮っていると、後ろから「ぷっぷー」と鳴らされてしまいました。

おっと、失礼。

車道の真ん中に突っ立っていました。f^^

この土日、ちょっとお天気が芳しくありませんが、

色々なところでお花見や桜祭りも行われているようです。

桜の下で飲むお酒、いいもんですね~。

ゴミの山が悲しいです。

持ってきたものは持って帰りましょう。

◆◆ 米のとぎ汁

今回はお米のとぎ汁のお話です。

お米のとぎ汁を植物にやるといいと聞いたことはありませんか?

実はこれ、ほんとにとてもいいんです。

良質な肥料となります。

お米を研ぐとお水が白くにごります。

これは、米粒の表面に残っている糠(ヌカ)が溶け出したものです。

この糠は 肌糠 といい、細かな粘りの強い糠です。

精米機では落としきれず、白米に残っています。

とっても栄養がありますが、よく落としたほうがご飯がおいしく炊けます。

米のとぎ汁にはリンや窒素が多く、ビタミンB1、B2も含まれています。

糠として脂肪、たんぱく質、でんぷん質などの形で含まれています。

前回 N P K でご紹介した PとNです。

これは植物の3大栄養素ですから、植物が喜ばないわけはありません。

お米を研いだ後のとぎ汁を、是非植物にやってください。

室内においてある植物にはごく薄いものをあげてください。

栄養価が高すぎて逆に環境を悪化させ、悪臭が発生したりします。

庭に植えてある植物にはどんどんあげてくださいね。

うちでは朝と夕、1日に2回ご飯を炊きます。

そのたび、ざばぁ~!っと庭にまいています。

雨の日でも撒いています。^^

濃いお米のとぎ汁を1リットル川に流すと、
魚が棲めるくらいの水質に戻すためには、 約1,200リットルの水が必要です。

水の環境汚染の代表のように言われています。

なるべく下水や川などに流れ込まないように気をつけています。

土を通ることで糠や栄養分がろ過され、幾分きれいな水になって自然界へ。

まさに一石二鳥じゃありませんか!

植物の健康のために、環境汚染の軽減のために、一手間かけてみませんか。

お米のとぎ汁の使い方として、いくつかあります。

・食器を浸けておいて洗うと洗剤要らず。

・大根や里芋、たけのこをゆでると、アク抜きや苦味取りになる。

・フローリングの床拭きに。(昔は糠袋ってのがありました)

・洗顔に。(米糠の石けんってありますね)

などです。

色々使えるんだなーって感心します。

◆◆ お知らせ

(略)

◆◆ 編集後記

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以前、掘り起こして撮影した「金のなる木」の葉挿ししたやつ、
1株は枯れてしまいました。

る~ (T_T)

やっぱり、植木鉢ではなく、
焼きそばUFOの容器に挿してたのが気に入らなかったのかしら?

今後も植物について、色々な情報をお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。