サボテンおよび多肉植物

広い意味では多年草に入りますが、形態が特殊なので園芸上ではサボテンと多肉植物に分けています。

葉や茎などが多肉化し多量の水分を貯え、乾燥に耐えられる形態でするどい刺をもつものです。

主にサボテン科に属するものをサボテン、その他のものを多肉植物といいます。

ほぼ同じ性質や状態をもつので、同じような条件下で栽培されることが多いです。

■サボテン類

コノハサボテン属(クモキリン属):クモキリンなど

ウチワサボテン属(団扇サボテン):金烏帽子など

ハシラサボテン属(柱サボテン):岩石獅子など

タマサボテン属(玉サボテン):金鯱など

ウニサボテン属(海胆サボテン):花盛丸など

イボサボテン属(疣サボテン):白絹丸など

カニサボテン属(蟹サボテン):赤花蟹葉など

■多肉植物

ユーフォルビア属:ハナキリン、鉄甲丸など

スタペリア属:犀角、牛角など

セロペギア属:ハーマカズラなど

アロエ属:千代田錦、木立ロカイなど

ガステリア属:白星竜、臥が牛など

ハオルチア属:十二の巻、竜鱗など

ブリオヒルム属:胡蝶舞、飾蝶など

クラスラ属:竜宮城、黄金玉など

メッセンブリアンテマム属:曲玉、美玉など

アガベ属:竜舌ラン、笹の雪など


これらサボテンおよび多肉植物については、専門分野からそれぞれにまた分類がなされています。

栽培が簡単で多種多様なこともあり、熱狂的なファンも多いです。