斑入植物

ふいりしょくぶつ  と読みます。

葉に葉緑素がないか、または葉緑素が少ない組織が散在していて美しい模様を見せているもので、広い意味では多年草、観葉植物に含まれ、一般的には草本、木本を含んだ総称ともなります。

江戸時代に多くの園芸植物に斑入品種が発達し、当時の「草木錦葉集」(1829年)には 24種類以上の斑入りが紹介されていました。斑入りのパターンによって胡麻斑、砂子斑など名称が付いています。

日本の斑入植物は海外でも深い関心がもたれていますが、 現在では海外でもかなり幅広い斑入植物が選抜されています。

園芸植物の分類によっては、この項目が使われない場合もあります。

管理の仕方によって、日光不足などの要因で斑が消えてしまうこともあります。